マインドフルネス(Mindfulness)とは

こんにちは。楽茶腕(らくさわん)の山下です。

皆様は”マインドフルネス”という言葉をご存知でしょうか?マインドフルネスとは、「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること[出典:ウィキペディア(Wikipedia)]」と説明されたりします。ちょっと難しいですね…。

私なりの解釈では、人は生きていると未来の心配をしたり、過去にとらわれてしまったりと「心ここにあらず」の状態になってしまいがち。これではネガティブ思考がずっと続く状態になり、自分でストレスを増幅してしまう状態になります。なので、「今のこの瞬間」に全意識を向け、このような状態から抜け出すために、瞑想を行ったりなどの手段を行ったりします。

私も仕事などでストレスをたくさん感じた時は、このマインドフルネスを行ったりしています。今日はそんな”マインドフルネス”についてお話したいと思います。

目次

  1. マインドフルネスとは
  2. マインドフルネスで得られる効果
  3. マインドフルネスのやり方
  4. タイ古式マッサージとマインドフルネス

マインドフルネスとは

マインドフルネスとは、今の自分の状態に意識を向けて心を整える技法で、仏教の瞑想実践法をルーツとし、近年では科学的な研究が進んでいます。うつ病の再発防止や痛みの管理など、医療分野でも有効性が認められているほか、ストレスの改善に有効という報告も多くあります。

このマインドフルネスは先ほどもお話したとおり、自分の「今」の状態に意識を向け、事実を客観的に「観る」ことを行います。その「事実」を受け止め、評価や判断や否定などはせずに、ただ受け取り、自分を観察していきます。「もう一人の自分」をつくりだし、その自分が現在の自分を客観的に観察するというほうがまだイメージがつきやすいのかもしれません。

このマインドフルネスについてはGoogleなどのグローバル企業で導入されたり、近年日本でも注目を集め様々な本が出版されています。手軽に取り組めて、気持ちが落ち着くなどの効果を実感しやすいことから、幅広い層に広がっているようです。

マインドフルネスで得られる効果

マインドフルネスで得られる効果は以下の通りとされています。

集中力が高まる

マインドフルネス瞑想などで、雑念を捨てて今この瞬間に深く集中していくことを繰り返していくことで集中力が増していきます。

浄化されストレスが解消される

考えていることに飲み込まれることなく、それをただ観察していく時間を持つことで精神的にも肉体的にも緊張が緩和されていきます。

洞察力、直観力、創造力が高まる

マインドフルネス瞑想により思考が整理されクリアになり、結果様々な能力が発揮されやすくなります。

よく眠れるようになる

呼吸を整えることで、交感神経と副交感神経のバランスが整い、体の緊張も緩和されていくためよく眠れるようになります。

出典: モチラボ[マインドフルネスとは何か? https://motivation-up.com/whats/mindfulness.html]

他にも様々な効果があるとの報告もあります。このマインドフルネスを活用すると何気ない日常生活で新たな発見が生まれることもあります。いつも無意識で行っている通勤でも、感じる温度や匂い、自分の歩くスピードなどを改めて意識することで普段は気づかなかったものが得られ、面白く新鮮に感じられることでしょう。

マインドフルネスのやり方

マインドフルネスのやり方はどのようにすればよいのでしょうか?

1979年にジョン・カバットジンによりマサチューセッツ大学医学部にストレス低減プログラムとして創始された瞑想とヨーガを基本とした治療法。慢性疼痛、心身症、摂食障害、不安障害、感情障害などが対象となる。ジョン・カバットジンは鈴木大拙の禅に影響を受け、仏教を宗教としてではなく人間の悩みを解決するための精神科学としてとらえ、医療に取り入れた。その基本的考えは、煩悩からの解脱と静謐な心を求める座禅に軌を一にしている。マインドフルネスの語義は”注意を集中する”である。一瞬一瞬の呼吸や体感に意識を集中し、”ただ存在すること”を実践し、”今に生きる”ことのトレーニングを実践する。これにより自己受容、的確な判断、およびセルフコントロールが可能となる。マインドフルネスは認知行動療法に取り入れられ脚光を浴びるようになった。しかし、認知行動療法は認知の変容を目指すのに対して、マインドフルネスは認知のとらわれからの解放を誘導する。

現代精神医学事典(弘文堂2011)から引用

難しいですね(汗)マインドフルネスは様々な方法があり、色々本が出版されておりますので、ご興味がある方は一度読まれてみて下さい。ここではその中の一つの方法をご紹介したいと思います。これはNHKで放送された「呼吸のめい想」の方法です。

  1. 背筋を伸ばして座る。目は軽く閉じるか、薄く開けて斜め前を見る。
  2. 息を吸ったときに、おなかや胸がふくらむのを感じ、心の中で「膨らみ、膨らみ」と実況する。呼吸はコントロールせず、そのとき一番したいように呼吸する。
  3. 息を吐いたときに、おなかや胸がちぢむのを感じ、心の中で「縮み、縮み」と実況する。

雑念が浮かんできた場合は、「雑念、雑念」と心の中でつぶやき、「戻ります」と言って、再び呼吸に意識を戻します。呼吸のめい想は、1日10分ほど行い、慣れてくれば時間をのばしても構いません。

*出典:NHK https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_699.html

如何でしょうか?上手くできましたか?このようなマインドフルネスは毎日続けられることをオススメします。

タイ古式マッサージとマインドフルネス

タイ古式マッサージの起源については諸説ありますが、その代表的なものとして、ヨガ行者が瞑想のあとに緊張した筋肉をストレッチでほぐしたことから始まり、これが発達したものという説があります。マインドフルネスは仏教の瞑想実践法がルーツになっており、この瞑想は紀元前3,000年から2,500年頃から始まったとされていることや、タイ古式マッサージもマインドフルネスも副交感神経に働きかけるアプローチなので、なんだか繋がりが強いように感じてしまうのは私だけでしょうか?

また施術者(セラピスト)は施術中は無の境地で行うことが良いとされており、このようにタイ古式マッサージと瞑想は関係が深いものとなっています。

私も施術の際には、無の境地を目指し、呼吸を整えながら施術を行っていますが、今後も修行して行かなければなりませんね…。

このように、様々な効果があるマインドフルネスですが、そのやり方が書かれた本がたくさんありますので、やり方についてはこれらの本を参照することをオススメします。

上手にマインドフルネスを日々の生活に取り入れて、心身ともに元気な生活を過ごしましょう。

またお身体がお疲れの時には移動式サロンカー楽茶腕(らくさわん)もぜひご活用下さい。

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